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「旗竿地のコートハウス」

2016年9月 5日 (月)

竣工後半年が経った「旗竿地のコートハウス」を訪問

先日の日曜日、今年2月の終わりに竣工・引渡しをし、半年が

経った「旗竿地のコートハウス」へ伺いました。

私としては、あっという間の6ヶ月です。

玄関先には、ご主人のバイクとご家族の自転車が置いてあり、

この住まいでご家族4人が暮らしていらっしゃるんだなぁー、と

実感しました。

インターホンを押すと、玄関ドアが開いて、ご夫妻とお子様二人

の全員でお出迎えをしてくれました。

リビングで住まわれてからの感想を伺い、生活動線も良くて住み

やすいとの言葉をいただきました。

まだ、二人の男のお子さんも小さいので毎日が大変とおっしゃって

いましたが、マンションでの暮らしから一戸建てへ移り、上下階へ

の気遣いが無くなりホッとされているご様子でした。

当初から建て主さんのご要望だったハンモックも見せてもらい、私も

体験しましたが、とても気持ちがいいです。

自分の身体が浮いている感じで、しかも揺れているのがなんとも

言えず良かったです。

中庭にはウッドチップが敷かれ、お子さんたちがこの夏に遊んだ

ビニールのプールもありました。

今後、お子さんたちの成長と共に、この住まいもそれに合わせて

成長していくことでしょう。

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2016年6月30日 (木)

「旗竿地のコートハウス」(その10)子供室

2月の終わりに竣工した「旗竿地のコートハウス」では、

2階にプライベートスペースである寝室と子供室を配置

しました。

切妻屋根の形状に合わせて2階部分を勾配天井にし、

ラワンベニヤの目透かし貼りの上に塗装を施しました。

ラワンベニヤは安価な建材ですが、着色塗装して拭き取ると

木目が浮き上がって綺麗です。

ただし、ベニヤ板には色や木目にバラツキがあるため注意が

必要で、キズが目立ち易いので貼った後の養生が重要です。

K023

床材は、1階と同じくナラ(オーク)無垢材の植物オイル

塗装仕上げ、壁はビニルクロス貼りにしました。

また、子供室は最初のうちはワンルームとし、将来二室

に分けられるようにしました。

建具についても、引戸の上部に風通しと廊下に光を入れる

ために、開閉式の欄間を設置しました。

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2016年6月 7日 (火)

「旗竿地のコートハウス」(その9)階段

2月下旬に竣工した「旗竿地のコートハウス」では、階段も

統一感を持たせるために天井材や木製建具と同じラワン

合板で製作しました。

段板と蹴込み板ともに厚さ30ミリのラワン合板を用いて、

バームクーヘンのような小口断面をそのまま現しました。

Step01_2

また、階段下を収納にしたり、途中から力桁で軽やかに

するため、構造事務所をはじめ現場監督と大工棟梁とも

打合せを重ねました。

Step02_2

さらに工夫した点としては、建て主さまが使用している掃除

用ロボットが自動で充電しに戻れるように階段下収納扉の

下を10センチほどあえてカットし、収納内部にコンセントを

設置しました。

この掃除用ロボットは床の隅々まで掃除をしてくれますが、

その際に壁に触れることが多いため、その部分の汚れが

目立たないように幅木を階段と同じ茶色に塗装しました。

Step03_2

2016年5月25日 (水)

「旗竿地のコートハウス」(その8)リビング

今年の2月下旬に竣工した「旗竿地のコートハウス」では、

1階の天井高さと仕上げに変化を与え、リビングスペース

と3枚引戸で仕切られた予備室の天井は、構造材である

根太を現しにして天井を高くしました。

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リビングとキッチンとの天井高さの差異を利用して間接照明

とし、光が現し根太と合板天井を照らすようになっています。

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キッチンは壁と同じ白色のフラット天井で、高さもリビングの

それより低く抑えました。

また、リビングには外部空間であるデッキテラスと中庭が隣接

しており、奥行きのある一体的な空間が体感できます。

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2016年5月18日 (水)

施工例として紹介されました

二月の終わりに竣工した「旗竿地のコートハウス」。

今回、この住宅で採用した建材の雨樋とフローリングのメーカーさん

のホームページ内で、施工例として紹介されました。

良かったらご覧ください。

タニタハウジングウエア(雨樋)

ナカムラコーポレーション(無垢フローリング)

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2016年5月12日 (木)

「旗竿地のコートハウス」(その7)キッチン

このあいだ竣工した「旗竿地のコートハウス」では、奥様のご要望で

キッチンも洗面室と同様にこだわりました。

システムキッチンの場合、大きく分けて大手設備機器メーカーや

大手キッチンメーカーの既成品とオリジナルのオーダーメイドの

二種類がありますが、今回は後者のオリジナルのオーダーメイドを

選択しました。

しかし、オーダーメイドといっても選択の幅やグレードによって様々

で、このキッチンは吊戸棚はありませんが価格は大手メーカーの

それよりむしろお安いと思います。

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幅は2600ミリのI型で、ガスコンロ、食洗機も付いてますし、高さ

も奥様の身長に合わせて860ミリにしました。

今回、このシステムキッチンを製作して頂いた会社が偶然にも

現場の近くにあり、ショールームも広くて静かで色々なタイプの

キッチンが展示されているので、担当者から丁寧な説明が受け

られ、落ち着いて見ることが出来ました。

奥様の希望でワークトップ(天板)は、人工大理石でシンクを

ステンレスにしました。

こだわった部分としましては、すべて取っ手なしの引出しにして、

面材を手垢が付きにくい柄と内装に合わせて濃い茶色にしました。

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さらに、水で濡れていたり、泡の付いた手で蛇口を触りたくない

という奥様の希望により、手をかざすだけで操作が可能な水栓

金具にしました。

奥様もガスコンロ、食洗機、シンク、水栓金具、レンジフードなど

パーツごとにお好みのものを選び、希望されたキッチンが完成

して喜んでおられました。

ショールームでの打合せ時の様子はこちらのブログ記事もどうぞ

ご覧ください。

キッチン打合せ(1回目)

キッチン打合せ(2回目)

2016年4月25日 (月)

「旗竿地のコートハウス」(その6)洗面室

このあいだ竣工した「旗竿地のコートハウス」では、建て主さま

の要望により、洗面脱衣室をゆったりさせました。

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洗面器も通常よりも大きめで、病院や理科実験室で使われる

シンクに水栓金具も2箇所設けました。

朝の慌しい時間に家族が洗面所を使えるようにするためです。

また洗面カウンターはタモ集成材、収納扉はタモ突き板にして

温か味を出し、メディシンキャビネットは三面鏡型の収納ボックス

に、間接照明とコンセントが組み込まれたメーカー既成品にしま

した。

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洗面カウンターの背後には収納家具を造り付けました。

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観音開き扉収納の下は、洗濯用ハンガーの収納になって

います。

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また、花粉が飛散している日や雨の日に室内で洗濯物が

干せるように取り外し可能な物干し用ポールも付けました。

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2016年4月23日 (土)

「旗竿地のコートハウス」(その5)シューズクローゼット

このあいだ竣工した「旗竿地のコートハウス」ではシューズ

ボックス、いわゆる下足収納と呼ばれる家具はありません。

その代わりにシューズクローゼットというスペースを1.5畳

ほど設けました。

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オープンな可動棚になっていて、簡単に棚の位置を変えられる

ようになっています。

シューズクローゼットと言っても靴だけでなく、傘、ご主人の趣味

である釣具、ベビーカーなどいろいろなものが置けるミニ納戸の

役割りも持っています。

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さらに動線を考慮し、シューズクローゼットの奥にも引戸

を設けて、奥様が買い物から帰宅した際に靴を履いたまま

荷物を持ってキッチンまで運べるように床を玄関と同じく

土間コンクリートにしました。

2016年4月18日 (月)

「旗竿地のコートハウス」(その4)外壁材

このあいだ竣工した「旗竿地のコートハウス」の外壁材は、

建て主さまのご要望でガルバリウム鋼板、メーカーと製品名

アイジー工業のガルスパンという金属サイディングを採用

しました。

ガルバリウム鋼板は屋根材としてもよく使われる素材でもあり、

耐食性に優れ、メンテナンスもほとんど不要なため、外壁材と

してもよく使われるようになっています。

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私もこの外壁材は過去に「狭小地に建つ木造三階建て住宅

と「中庭を挟んだ二世帯住宅」の2回ほど採用したことがあり、

設計段階で外壁材について建て主さんへ伺ったところ、これら

の素材が気に入られたため今回も採用しました。

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今回では、さらに紫外線や熱にも強い遮熱性フッ素樹脂塗装を

施しているものを採用しました。

色は、メーカーからサンプルを取り寄せて確認し、工事開始後に

再度現場で確認してブルーメタリックと、アクセントとして玄関廻り

をシルバーとしました。

メタリック系なので、日光の当たり具合により色が変化して見え、

建て主さんも大変喜んでおられました。

2016年4月15日 (金)

「旗竿地のコートハウス」(その3)くさり樋

屋根の軒先が出ている建築は住宅だけに限らず、

寺社仏閣でもよく見かけます。

それらの多くは、外壁を雨や夏の強い日差しから

守る役割りがあります。

そういう建築の軒先には、屋根からの雨水を受ける

軒樋が横に付いており、 その雨水を下に落とすため

の縦樋が付いている場合が多いです。

その縦樋の形状は、断面が丸かったり、四角かったり

と筒状のものがほとんど ですが、軒の出が大きかったり、

意匠的にそのような縦樋が付けにくい場合に 鎖樋

(くさりとい)というものを付けることがあります。

よく寺社仏閣など和風建築などで見かけると思いますが、

銅製で造られた花のような形だったり、ステンレス製の

リングを繋げたようなものまで色々と あります。

しかし、銅製だとデザインが和風だったり、ステンレス製の

リングだと目立ちませんが、 大雨の時には、周囲に雨が

飛び散ってしまい逆効果となったりします。

そんな中、今回設計監理した「旗竿地のコートハウス」に

おいて、意匠性も良くて機能性も兼ね備えた鎖樋は無い

ものかと探していましたら、ありました。

タニタハウジングウエアという会社の「ensui(エンスイ)

という製品です。

円錐状のカップが連なった鎖樋で、軽くて耐久性のある

ガルバリウム鋼板で出来て います。

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この鎖樋だとカップ状になっているため、大雨の際にも

雨水が周囲に飛び散らず下まで伝っていくので、機能的

かつ意匠的にも優れていて、連結部分の金具もカップと

同じ色なので目立ちません。

この住宅が竣工し、建て主さまのご厚意で開催させて

いただいたオープンハウス(見学会)の当日には、メーカー

さんのご協力で、会場にこの「エンスイ」のサンプルを置いて

もらいました。

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カラーも5種類揃っていて、今回この住宅では、一番右に

ある「ガンメタ」を採用しました。

雨の日に上から雨水が下へ伝っていくのを、お子さんたち

が興味深く見ている様子が 印象的でした。

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より以前の記事一覧