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住まいづくりのヒント

2019年10月 5日 (土)

家族団欒スペースは1階?それとも2階?

一戸建て住宅の場合、家族団らんのスペースであるリビングやダイニングキッチンを1階に配置するのか、それとも2階にするのかはとても大事なことです。

その家族の生活スタイルなども重要な決定要素ではありますが、やはりその住まいが建つ場所の環境によることが大きいと思います。
つまり、その土地がどういう特徴を持っているのかということです。

2階にリビングをはじめとするダイニングキッチンを持ってくるプランとしては、その土地の周囲が建物に囲まれた住宅密集地や狭小地、または傾斜地といったケースが多いのではないでしょうか?

住まいで家族みんなが集う時間が多いスペースがリビングで、そのスペースは特に風通しや日当たり、または眺望などを重視するでしょう。

そうなると、住宅密集地で1階にリビングをはじめとする家族団らんのスペースがあると、窓があっても隣家の外壁が接近していて暗く、窓を開けても風通しが悪いだけです。

その点、2階に家族団らんスペースがあると、日当たりは良く風通しも確保しやすく、眺望も期待出来ます。

また、構造の点から考えてみても、1階に個室を中心としたプライベートスペースが配置されることで、1階が多くの柱と梁による構造壁で構成されるため、2階のリビング、ダイニング、キッチンをゆったりした間仕切り壁の少ない広い空間が実現し、吹き抜け空間も可能となります。
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2019年9月24日 (火)

パントリースペース

最近、建て主さんからのご要望に「パントリー」が増えてきたように思います。 

パントリーとは、キッチンに隣接した収納スペース、いわゆる食品庫のことで、食料品や飲料品などをストックしておくスペースと言っていいでしょう。 

このあいだ竣工した住宅にもキッチンに隣接して1.5畳ほどのパントリースペースを設けました。 

棚板が可動式となっているので、たいへん使いやすく便利だと建て主さんに喜ばれました。 

ご夫婦とも仕事をされているため、食料品は休日に一週間分まとめて購入したり、ネット通販で一括購入したりするため、乾物品やお酒などの飲料品をストックしておくパントリーが欲しいとのことでした。 

また、食料品の宅配サービスを利用されている家でも収納スペースをキッチンの近くに欲しいという要望がありました。 

こういうライフスタイルは、ご夫婦それぞれ仕事をされている家に限ったことではなく、ご高齢の方の家でも同様のことが言えると思います。 

パントリーといっても食料品だけを収納しておくのではなく、日用品全般でストックしておくスペースとして必要なのかもしれません。

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2019年9月 9日 (月)

青梅で建築散策(其の参)

「青梅で建築散策(其の弐)」のつづき。

先月に建築散策をした青梅の街。

宿場町だったこともあり、歴史のある建物が旧街道沿いに意外と多く建っていました。

街道から一本脇道に入ると、古い民家をリノベートしたカフェもありました。

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また、このような細い路地の横丁が残っていたり、風情がありました。

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青梅駅から東へ少し歩いたところには、立派な松の木が印象的な木造三階建て近代和風建築の鰻屋さんが。

建てられた大正末期から昭和初期の当時としては、木造三階建てはとても珍しかったはず。

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さらに東へ進むと、趣のある看板建築が。

写真館だったようですが、残念ながら現在はやっていないようです。

と思ったら、並びに別の写真館がありました。

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1階ショーケース下の腰壁がモザイクタイルで、2階の開口部とバルコニー手摺が印象的なファサードでした。

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またその同じ並びには、1階部分の外壁が石貼りで、張り替えて間もないように見えるテントのフォントがなんとも言えずいい看板建築のヘアーサロンです。

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再び青梅街道に出て、今回の青梅散策で是非とも見学したかった「旧稲葉家住宅」ともうひとつの「津雲邸」へ向かいました。

しかし、なんと展示物の入れ替えで臨時休館。がっかりです。

仕方ないので、外観だけ見学。

次回の楽しみに取っておきます。

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このあとは、さらに青梅街道を東へ。

「西分一」の信号を右折すると、大谷石の蔵が目に飛び込んできます。

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ここは、青梅織物工業協同組合の事務所で、敷地内にはパステルカラーに塗られた下見板張りの洋風建築があったり、織物業で栄えた群馬県桐生や埼玉県秩父でも見かけたのこぎり屋根の建物があります。

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ちなみに大谷石の蔵は現在、リノベートされて食とアートの出会い空間「繭蔵」という名前のお店になっています。

この日は相変わらずの猛暑、せっかくここまで来たので、ちょっとひと休み。

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アイスカフェオレを頂いたあと、2階のギャラリーへ。

ハンモックが展示されていました。

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青梅は当時宿場町だったという歴史がある街なので、ここが東京都であることを忘れてしまうぐらい素晴らしい建物とたくさん出逢えて、散策を堪能出来ました。

 

 

 

 

2019年9月 3日 (火)

青梅で建築散策(其の弐)

8月に建築散策をした青梅。

前回のブログ「青梅で建築散策(其の壱)」の続き。

青梅街道沿いを西へ進んだところにある「旧稲葉家住宅」を見学した後、再び青梅街道を東へ。

戻る途中、往きとは反対側に建っている建物を眺めながらぶらり。

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こちらにもレトロな郵便ポストが。やっぱり、青梅の街には、このポストが似合いますね。

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切妻屋根と軒、建具の格子、そして板塀の組合せと外観がこの街並みに溶け込んでいます。

そして、こういう歴史のある建物の多くが、屋根と軒の高さや位置が揃っていてプロポーションが整っているので、街並みに統一感があります。

以前はもっとこのような建物が並んでいたはずなので、その風景はさぞかし美しかったことでしょう。

このような街並みは、宿場町だった街道沿いによく見られる光景ですね。

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白漆喰が美しい蔵造りの家も健在です。

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その一方で、最近なかなかお目にかかれないコイン精米機やお米の自動販売機もここ青梅にはあります。

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こういう趣きのある焼肉屋さんも。赤いトタンの片流れ屋根の勾配と建物のプロポーションがいい。

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こちらの建物、最近改修工事が行なわれたようで、格子が細かい建具と戸袋が見事な住宅です。

住まい手がこの建物を代々大切に維持管理をして住み続けている様子が見受けられます。

このような歴史を感じさせる重厚な木造建築のほかにも、青梅街道沿いにはレトロな看板建築も数多くあります。

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数軒の看板建築が並んでいる場所も最近ではなかなか見掛けなくなりましたが、この写真は青梅街道と旧青梅街道が分かれる交差点で、それぞれの建物が個性があって頑張ってます。

私はここから旧青梅街道へ進み、JR青梅駅方面へ。

しばらく歩くと往きにチェックしていた素敵な看板建築に再会。

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この建物、元々はなんと玩具屋さんだったらしい。

意匠がとても興味深く、洋風なファサードと二階の和風な木製建具が調和が取れています。

現在は、リノベートされてゲストハウスとカフェになっており、前に止まっているバイクがいい画になっています。

このまま旧青梅街道を進んでも駅前に出るので、少し脇道に入って建築散策を。

ありました、素晴らしい建物が。

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この立派な風格のある佇まい、質屋さんでした。

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こちらの建物も歴史を感じさせる外観。以前はご商売をされていたようです。

このあと、まだまだたくさんの素晴らしい建築と出逢いましたが、続きは次回へ。

 

 

2019年8月28日 (水)

青梅で建築散策(其の壱)

先日、青梅で建築散策をしてきました。

以前から訪れたいと思っていたのですが、この日ようやく行くことが出来ました。

自宅から自転車でJR吉祥寺駅まで行き、中央線の青梅快速に乗って乗り換えなしで青梅駅まで。

立川から青梅線に入ると、ドアの開閉はドアの横にあるボタンを押して行うので、ちょっと遠出をした気分になりました。

吉祥寺からおよそ1時間で終点青梅駅に到着。

終点なのにボタンを押さないとドアが開かず、ちょっとびっくり。

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青梅駅の駅舎はレトロっぽい外観で、駅名の看板文字もレトロっぽいフォント。

ここから散策スタート。

まずは旧青梅街道へ出て西へ進み、最初の目的地「旧稲葉家住宅」へ。

向かう途中、旧青梅街道と青梅街道沿いには宿場町だったことを思いおこさせる建物がいくつもありました。

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歴史を感じさせる重厚な建物で、屋根瓦や建具、庇、軒、雨樋などすべてが風格と品があります。

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青梅街道から少し脇道に入ると、住宅地にもこんな蔵も。

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昔の郵便ポストも健在で、この街では全く違和感がなく、むしろ溶け込んでいます。

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元は蔵であったような趣の店舗兼住宅も。

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見るからに歴史のありそうな佇まいのお米屋さんがありました。

東京でこういう建物を維持して使い、お店が代々続いていることに感動しました。

しばらく青梅街道を歩くと、最初の目的地「旧稲葉家住宅」に着きました。

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こちらの建物もお米屋さんと同様、間口が広い立派な佇まいです。

江戸時代から有数の豪商だった家で、蔵造りの二階建て母屋と土蔵からなる東京都指定有形民俗文化財となっており、現在は一般公開されています。

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太い大黒柱と梁、組子細工と一枚板の建具がまず目に留まりました。

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ガラスも当時のままで、少し歪んでます。

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二階へ上がる階段部分には天井面に引戸があり、閉められるような仕組みになっています。

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北側にある土蔵は、漆喰の塗り替え工事が行なわれていて真っ白に光ってました。

三階建ての蔵は珍しいです。

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じっくり堪能したあとは、再び青梅街道を東へ戻ってぶらぶらと建築散策を。

この続きは、次回。

 

 

 

 

 

2019年8月21日 (水)

ツリーハウスとBBQ

先日、友人宅の庭で大勢の仲間とバーベキューをしました。

天気が雨が降ったり止んだりとコロコロ変わりましたが、あらかじめテントを張ってくれていたので、濡れずに済みました。

料理が得意な友人が何人もいたので、私はカレー作りに必要な鶏肉と野菜を包丁を使って慣れない手つきで切りました。

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また、ダッチオーブンを使った豚肉とジャガイモがとても美味しかったです。

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この日は、バーベキューを楽しむほかに、友人の手作りによるツリーハウスを体感してきました。

広さは二畳半ほど、天井は切妻屋根に合わせていて、壁と天井はラワン合板張りで、ここからの眺めは最高です。

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現場で残った建材や解体現場にあった建具を使って、こんな素敵なツリーハウスになりました。(ただし、まだ施工途中です)

このようなガラスは、今やもうお目にかかることは珍しく、このツリーハウスで第二の人生を送ることになりました。

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友人の家の目の前には茶畑が広がり、きれいに刈り込まれて美しい緑の風景でした。

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ビールやハイボール、日本酒も飲みながら、美味しい料理をいただいて楽しいお喋りを屋外で過ごせたことは、なんとも贅沢な時間でした。

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2019年7月25日 (木)

狭小住宅の収納

いわゆる狭小住宅と呼ばれる住宅では、限られたスペースを有効活用して出来るだけ無駄なスペースを作らない工夫が必要となってきます。

建て主さんからも「収納を充実してほしい」とご要望が多いので、基本設計の段階でこのことを念頭においてプランニング(間取り)を検討し反映させていきます。

さらに収納に関しては、納戸やロフト(屋根裏収納)といった一室空間と造り付け収納(家具)といった小さなスペースとに分けられ、建て主さんのご要望や設計サイドからの提案、ご予算等を考慮してプランニングをしますが、このようなことは狭小住宅に限ったことではなく、どのような住宅でも同じです。

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狭小住宅の場合は、使い方をひとつに限らず兼用可能な収納スペースをつくることが、有効な手段と言えるでしょう。

例えば、玄関の下足収納と納戸を兼ねたり、クローゼットと納戸を一緒にしたり、ロフトを収納スペースとフリースペースとを兼ねたりすることです。

また、階段下のスペースや床の高さが違う小上がり下のスペース等も有効な収納スペースです。

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さらに、狭小住宅では構造壁ではない内壁は出来るだけ設けずに収納家具で間仕切ったり、収納家具を外側にはみ出させたプラン(間取り)により、内部空間に凹凸が無くなりスッキリとした空間が可能になります。

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収納スペースも収納するものによって必要な奥行きや幅、高さが異なるので、設計を進める前にどこに何を収納したいかをあらかじめ想定してご要望を設計サイドへ伝えておくことも重要ではないでしょうか?

 

2019年7月20日 (土)

都市型住宅の間取り

いわゆる都市型住宅とは、隣家が接近した比較的狭い敷地で、法規的にも建ぺい率、容積率をはじめ高度地区や防火指定など厳しい条件の場所に建つ住宅のことを呼びます。

このような条件の土地で間取りを考える場合、光の取り入れ方と風の抜け方をどうするかという点が重要になってきます。

また、家族団欒スペース(リビング・ダイニング・キッチンなど)とプライベートスペース(寝室、子供室など)と水廻り(浴室、洗面など)をどのように設計するかということも大変重要です。

住まいにおいて、一日で最も長く居る場所であるリビング・ダイニング(家族団欒スペース)は、採光と風通しが重要で、このスペースを1階にするか、それとも2階にするかが都市住宅の設計のポイントになります。

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これを決めるポイントは、まず建て主さんのご要望、建て主さんの家族構成と生活スタイル、敷地環境などが挙げられ、限られた広さの敷地においてカーポートの有無も間取りを考える上で、大きく関係してきます。

いずれの階に家族団欒スペースとしても、採光や風通しを確保するために外部空間である中庭、坪庭やバルコニー、テラスを設けたり、吹き抜けにトップライト(天窓)、ハイサイドライトを取り入れたり、スキップフロアにした間取りが良いでしょう。

また、都市型住宅の間取りでは、限られたスペースを無駄なく活用するために廊下のような通過するだけの空間を出来るだけ減らすことも有効でしょう。

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2019年7月16日 (火)

住みやすい家の条件とは

ひとくちに「住みやすい家の条件とは?」という問いかけに対して、私どものような設計事務所が回答する場合、その質問はとても難しいです。

なぜなら、設計事務所が設計する家は、建て売り住宅のような型にはまった家に住み手が合わせるような家ではなく、またハウスメーカーのように規格化された自由度の限られた狭い範囲でのオーダーメイド住宅でもない、いわゆる一品もの(オートクチュール)であり、二つとして同じ家はなく、その家に住んで生活する建て主家族にとって住み心地がいいと感じさえすればその家は「住みやすい家」であって、極端な言い方をすれば仮にほかの多くの家族がその家を住みづらいと感じたとしてもそれは全く問題ではないのです。

そもそも家というものは、場所、家族構成、生活スタイル、趣味などによって異なり、様々です。
10組の家族がいらっしゃれば、10通りの家が出来るはずで、唯一無二だと思います。

しかし、それでは「住みやすい家の条件」の答えにならないので、家全般における「住みやすさ」の条件を4つ挙げてみたいと思います。

・風通しが良いこと
・空間に明暗のメリハリがあること
・床や天井の高さや仕上げ材に変化があること
・明快に分離されたパブリックゾーンとプライベートゾーンであること

風通しが良いとは具体的にいうと、風の入口と出口を南北方向あるいは東西方向でつくることで、アルミサッシなどの外部建具だけでなく引戸などの内部建具も利用して風の通り道を作り出すことで住みやすい家になります。

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旗竿地のコートハウス

空間に明暗のメリハリとは、字のごとく明るい場所と暗い場所で空間の明るさにメリハリをつけることです。

建て主さんから「明るい家」というご要望が多いですが、すべての空間が明るい家はかえって落ち着かずむしろ住みにくい家です。

明るい場所と暗い場所があるから明るさが強調されるわけで、家の中にも暗い場所がなくては住みやすい家とはなりません。

また、窓をあちこちにたくさん設けてもただ無駄に明るいだけで、落ち着いた空間にはならず住みやすい家にはなりません。

つまり、開口部の位置と大きさは極力絞って効果的な明暗メリハリのある家が住みやすいと思います。

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三つの陸屋根を持つコートハウス

床や天井の高さに変化があるとは、高さに高低差を付けることと、仕上げを変えることの二つを指します。

建築基準法上、居室の天井高さは2.1メートル以上必要とあります。つまりトイレ、洗面室や廊下、納戸など居室でなければ2.1メートルの天井高さは必要ありません。

各スペースの天井高さをすべて同じにすると、空間にメリハリと変化がなく居心地が悪い住まいになってしまいます。

したがって、家族団欒のリビングは天井を高くしたり、吹き抜けをつくったりして天井仕上げを他とは異なる仕様にする一方で、廊下や個室、水廻りなどは、逆に天井高さを抑えることにより、リビングがより一層ゆったりして落ち着いた空間になって住みやすい家になります。

最後に、パブリックゾーン(家族団欒スペース等)とプライベートゾーン(浴室・洗面・個室等)が階やエリアではっきりと分離されている間取りは、一般的に住みやすい家と言えるのではないでしょうか。

 

2019年7月12日 (金)

京町家条例と京町家の定義

先日、京都に住む叔父から送られてきた京町家に関する資料の中に、京都市が発行している<京町家を未来へ>というタイトルの京町家条例のあらましをまとめた冊子がありました。

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その冊子によると、近年町家が老朽化のため取り壊されるケースが増えている一方で、京町家が見直されて居住や店舗としての需要が高まっているようです。
ただし、ひとくちに「京町家」と言っても間口が狭く奥行きがある古い家がすべて京町家というわけではありません。

この冊子によると、京都市が制定する京町家条例における「京町家」の定義というものがきちんと掲げられていて、必須条件としては

・昭和25年以前に建築されていること
・木造建築物であること
・「伝統軸組構法」や「伝統構法」と呼ばれる伝統的な構造であること
・3階建て以下であること
・一戸建てあるいは長屋建てであること
・平入りの屋根であること
があります。

上記のなかで特徴的な条件としては、最後の平入りの屋根でしょう。
ちなみに「平入りの屋根」とは、建物の出入口が屋根の棟と並行する側にあるもののことを言います。

これらの必須条件とさらに下記のいずれか1つ以上を有する建築物が「京町家」と呼ばれるそうです。

・通り庭(道に面した出入口から続く細長い形状の土間)
・火袋(通り庭上部の吹き抜け部分)
・坪庭または奥庭
・通り庇(道に沿って設けられた軒)
・格子(伝統的な虫籠窓や京格子など)
・隣地に接する外壁または高塀

私自身、何度も京都を訪れて京町家を見てきましたが、京町家という建物がこのような定義付けをされていたとは知りませんでした。

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