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2016年10月

2016年10月25日 (火)

打合せに向かう前にちょっと散策

先週の日曜日、現在設計中である二世帯住宅の建て主さん

のお宅へ打合せに伺う途中、少し時間があったので大手町

から日本橋あたりまで散策をしました。

まず向かったのは、建築家の村野藤吾が設計した大手町の

旧日本興業銀行本店ビル。

残念ながら解体されることが決まり、今回最後のお別れを

すべく見に行ってきました。

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特徴的な先端のフォルムと美しい壁面。

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既にビルの周囲にはフェンスが立てられ、壁面には足場を

固定するための大きな無数の穴が空けられていました。

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このビルのお隣には、竣工当時に景観論争を巻き起こした

建築家の前川國男が設計した旧東京海上火災ビルがあり、

私が学生時代にここの社員食堂でアルバイトをしていたこと

もある思い出の建築で、綺麗なグリッド割りとタイルの色が

印象的です。

そのあとは、ぶらぶらと銀座・京橋・日本橋方面へ。

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途中、一瞬見るとなんてことはない雑居ビルですが、近づいて

見ると、タイル目地がカラフルな色に塗り分けられていました。

あまり時間も無かったので、少々急ぎ足で散策し、最後に来た

のは、銀座一丁目にある奥野ビル。

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素晴らしいレトロ建築で、銀座界隈で一際存在感があり、

エレベーターも竣工当時のままです。

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今どきこの古いタイプのエレベーターはほとんど見かけなく、

私が知る限りでは、京都河原町にある建築家ヴォーリズが

設計した「東華菜館」という北京料理店ぐらいしか思いつき

ません。

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丸窓といい、スクラッチタイルの感じといい、この写真だけ

見ると、日本の建築じゃない気がします。

打合せへ行く途中の短い時間でしたが、様々な時代のビル

を見て回れました。

2016年10月19日 (水)

講習会で東京都庁へ

先日、東京都防災ボランティア制度に基づいた

「被災建築物応急危険度判定員講習会」に参加

するため、ただいま何かとメディアに登場する新宿

の東京都庁舎へ行って来ました。

第一本庁舎へ着くと、なにやら凄い人。

セキュリティが厳しいせいか、入庁手続きのために

用紙に記入して入庁許可証を首にぶら下げて5階へ。

天井の高いホールで受講手続きを。

壁一面には、名誉都民であろうか著名人の顔写真の

額が飾られてありました。

この日の受講者は2~300人であろうか?

すでに多くの人が着席していました。

午後1時40分から夕方5時までの受講でしたが、途中で

過去おこった大震災や今年の熊本大地震の映像が流れ、

拝見して改めて地震の恐ろしさを知ると同時に、人の生命

や財産を守るために家屋などの建築物が倒壊しないように

しなければいけないと思いました。

今回、この講習を受講しようと思ったのは、熊本の地震で

被害を受けた建物の度合いや程度を判断する専門家が

不足していることを知ったからです。

だから東京からも専門の都職員と建築士が応援に行った

というお話もこの講習で聞きました。

今後30年のあいだに東京近郊で震度7クラスの大地震が

起こる確率が70%ということを聞くと恐ろしいですし、東京

ではさらに多くの建物が倒壊の危険にさらされることになる

でしょう。

その時に、建物の危険度を判定する人間がたくさん必要に

なると思います。

もちろん、大地震が起きずに応急危険度判定員の出番が

ないことが一番いいわけですが。

もし、大地震が起こってしまった時に、私のような建築士が

少しでもお役に立てられれば、という気持ちでこの講習会

に参加しました。

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2016年10月12日 (水)

父が少年時代を過ごした大阪を訪ねて

少し前になってしまいますが、先月のはじめに大阪を

訪れました。

目的は、建築探訪と阪堺電車に乗ること、そして父が

少年時代を過ごした阿倍野・住吉・帝塚山へ行くこと

でした。

まず、天王寺駅前から阪堺電車の上町線に乗って

住吉大社へ。

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今回はじめて阪堺電車に乗りましたが、鉄道好きで特に

路面電車好きにはこの阪堺電車はたまりません。

せっかくなので、最後部座席にすわって周りの風景を

眺めていました。

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しばらく乗って、住吉大社の最寄りの電停である住吉鳥居前

で下車。

本当に電停の真ん前に鳥居がありました。

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有名な反橋(太鼓橋)、思っていたよりも勾配が急でした。

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全国の住吉神社の総本社ということで、やはり立派でした。

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参拝したあとは、周辺を散策。

趣きのある建築と出会いました。

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虫篭窓と屋根に灯篭が置かれた老舗味噌屋の「池田屋本舗」。

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格子戸と杉板貼りと白漆喰の壁が印象的な住宅。

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再び、鳥居前から阪堺電車に乗って少し手前の電停、「帝塚山

三丁目」で下車。

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電停前にお洒落でレトロな郵便局がありました。

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ここ帝塚山は、言わずと知れた大阪の高級住宅地。

散策してみると、立派な和洋の邸宅があちこちにありました。

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住宅街を歩いていると、道路面にこのような模様の煉瓦と

玉砂利がはめ込まれた場所がありました。

しかも二つ、三つまたは四つといった違ったパターンで。

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不思議に思い、旅から帰ったあと父に聞きましたが、分からず。

なんだか気になります。

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この「万代池公園」も父が少年時代によく訪れたそうで、

この写真を見てとても懐かしがっていました。

再び「帝塚山三丁目」電停から阪堺電車に乗り、天王寺

方面へ。

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「松虫」という変わった電停名があったので、途中下車。

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レトロな電停と最新型車輌の写真も撮れました。

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当時、父はこの電停を当時よく利用していたそうで、感慨

深く写真を見ていました。

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ここ阿倍野界隈も再開発により、高層ビルやマンションなど

新しい建物が多くなり、この写真を見て父は驚いていました。

私は今回はじめて阪堺電車を乗って沿線沿いを散策しましたが、

父にとっては、中学生の途中から高校卒業までを過ごした街で、

内容の濃い有意義な散策だった気がします。

2016年10月 4日 (火)

近江八幡の町をレンタサイクルで

今回の京都三泊滞在のうち、半日を京都府のお隣滋賀県の

近江八幡散策に充てました。

以前より、古くから残る町並みを一度見てみたかったからです。

京都からJR在来線に乗ると近江八幡まではすぐで、途中駅の

草津などはベッドタウンとして人気があり、マンションも数多く

建っていました。

近江八幡駅前でレンタサイクルを利用して、いざ散策へ。

古い町並みは意外と駅から離れていて、昔は木造の建物を蒸気

機関車の煤や煙、火の粉から守るために、離れた場所に鉄道が

通されたらしい。

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メイン通りから少し外れた住宅街に、趣のある洋館と歴史を

感じさせる煉瓦塀を見つけました。

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表の道に廻ると、洒落た玄関が。

有名な建築家、ヴォーリズによる設計で、大正期の住宅です。

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その近くには、こうした立派な和風建築も健在です。

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電柱と電線が無いので、スッキリしていて空も広く感じます。

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立派な松の木が顔を出しています。

同じ新町通りにある「旧西川家住宅」を見学。

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太い柱と梁の構造材、陰影が美しい空間と庭が印象的

でした。

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背景に八幡山が見える素晴らしい町並みです。

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ここ近江八幡を訪れたのは一ヶ月前だったので、まだ夏。

天気に恵まれましたが、少々陽射しが強くて暑かったです。

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建築家ヴォーリズの洋館建築と和風建築が点在していて

散策はとても楽しかったです。

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美しい格子と深い軒先、焼き杉と白漆喰の壁。

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半日、近江八幡の町並みと和洋の建築を堪能しました。

再び、近江八幡駅へ戻り、往きとは別のルートで京都へ。

途中、JR石山駅で京阪電車の石山坂本線に乗り換えて、

浜大津で今度は京阪京津線に乗り換えて、京都の蹴上

まで戻りました。

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