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2016年6月

2016年6月30日 (木)

「旗竿地のコートハウス」(その10)子供室

2月の終わりに竣工した「旗竿地のコートハウス」では、

2階にプライベートスペースである寝室と子供室を配置

しました。

切妻屋根の形状に合わせて2階部分を勾配天井にし、

ラワンベニヤの目透かし貼りの上に塗装を施しました。

ラワンベニヤは安価な建材ですが、着色塗装して拭き取ると

木目が浮き上がって綺麗です。

ただし、ベニヤ板には色や木目にバラツキがあるため注意が

必要で、キズが目立ち易いので貼った後の養生が重要です。

K023

床材は、1階と同じくナラ(オーク)無垢材の植物オイル

塗装仕上げ、壁はビニルクロス貼りにしました。

また、子供室は最初のうちはワンルームとし、将来二室

に分けられるようにしました。

建具についても、引戸の上部に風通しと廊下に光を入れる

ために、開閉式の欄間を設置しました。

K025

2016年6月22日 (水)

川越の旧山崎家別邸を見学

このあいだ建築家仲間と勉強会を兼ねて建築散策で

訪れた川越。

ランチのあとに向かったのは、「旧山崎家別邸」。

この建物は、川越の老舗菓子店の隠居所として建て

られた和洋折衷住宅で、設計は建築家の保岡勝也に

よるものです。

P1300790

彼による設計は、他にも川越の蔵づくりの街並みにある

銀行があります。

P1300702

旧山崎家別邸の内部に入ると、随所にこだわりの意匠が

見られます。

まず、玄関引戸の足元を見ると、わざわざ石を戸に合わせて

削っています。

P1300769

和室の襖にある丸型引き手も大小それぞれ付いていて、

あえて大小の位置を斜めにして使いやすくしています。

Kimg7475

照明器具のスイッチも凝ったデザインのトグルスイッチです。

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浴室のタイル、天井も洒落てます。

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トイレの照明も。

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洋室にはステンドグラスが。

P1300748

庭の離れには、茶室も。

P1300738

見どころ満載の素晴らしい住宅でした。

ただ唯一残念だったのは、この建物を公開するにあたり

隣に新築された管理棟がとてもお粗末なデザインだった

ことです。

2016年6月16日 (木)

川越散策

先日、建築家仲間の数人と勉強会を兼ねて川越を久しぶりに

訪れました。

天気にも恵まれ平日の午前中に着いたこともあり、思っていた

ほど観光客は多くありませんでした。

その理由は、もしかして街のシンボル「時の鐘」の塔が修復中

だったからかも知れません。

P1300701

車道と歩道との段差が無く、電柱と電線も無いので、街並みが

美しく見えます。

P1300696

蔵の街というだけあって重厚な蔵が多く点在し、歴史のある

小江戸という名に相応しい街です。

また洋館建築もところどころで見受けられて散策が楽しくなり

ます。

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看板建築もあります。

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参加者のみんなで向かったのは、「川越キリスト教会」。

P1300720

構造は木造ですが、内外の壁はレンガです。

Kimg7448

内部の木造架構が素晴らしく、照明器具もシンプルです。

Kimg7446

このあとは、皆でランチをしながら建築について意見交換を

して、再び街並みを散策。

最後は、氷川神社に隣接する「むすびカフェ」でスイーツを

いただきながら、情報交換や建築談義をしてこの日は終了。

なかなか内容の濃い一日でした。

Kimg7489

この日の午後に見学してとても素晴らしかった「旧山崎家別邸」

については、次回のブログで。

2016年6月 7日 (火)

「旗竿地のコートハウス」(その9)階段

2月下旬に竣工した「旗竿地のコートハウス」では、階段も

統一感を持たせるために天井材や木製建具と同じラワン

合板で製作しました。

段板と蹴込み板ともに厚さ30ミリのラワン合板を用いて、

バームクーヘンのような小口断面をそのまま現しました。

Step01_2

また、階段下を収納にしたり、途中から力桁で軽やかに

するため、構造事務所をはじめ現場監督と大工棟梁とも

打合せを重ねました。

Step02_2

さらに工夫した点としては、建て主さまが使用している掃除

用ロボットが自動で充電しに戻れるように階段下収納扉の

下を10センチほどあえてカットし、収納内部にコンセントを

設置しました。

この掃除用ロボットは床の隅々まで掃除をしてくれますが、

その際に壁に触れることが多いため、その部分の汚れが

目立たないように幅木を階段と同じ茶色に塗装しました。

Step03_2

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