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2016年4月15日 (金)

「旗竿地のコートハウス」(その3)くさり樋

屋根の軒先が出ている建築は住宅だけに限らず、

寺社仏閣でもよく見かけます。

それらの多くは、外壁を雨や夏の強い日差しから

守る役割りがあります。

そういう建築の軒先には、屋根からの雨水を受ける

軒樋が横に付いており、 その雨水を下に落とすため

の縦樋が付いている場合が多いです。

その縦樋の形状は、断面が丸かったり、四角かったり

と筒状のものがほとんど ですが、軒の出が大きかったり、

意匠的にそのような縦樋が付けにくい場合に 鎖樋

(くさりとい)というものを付けることがあります。

よく寺社仏閣など和風建築などで見かけると思いますが、

銅製で造られた花のような形だったり、ステンレス製の

リングを繋げたようなものまで色々と あります。

しかし、銅製だとデザインが和風だったり、ステンレス製の

リングだと目立ちませんが、 大雨の時には、周囲に雨が

飛び散ってしまい逆効果となったりします。

そんな中、今回設計監理した「旗竿地のコートハウス」に

おいて、意匠性も良くて機能性も兼ね備えた鎖樋は無い

ものかと探していましたら、ありました。

タニタハウジングウエアという会社の「ensui(エンスイ)

という製品です。

円錐状のカップが連なった鎖樋で、軽くて耐久性のある

ガルバリウム鋼板で出来て います。

K05

この鎖樋だとカップ状になっているため、大雨の際にも

雨水が周囲に飛び散らず下まで伝っていくので、機能的

かつ意匠的にも優れていて、連結部分の金具もカップと

同じ色なので目立ちません。

この住宅が竣工し、建て主さまのご厚意で開催させて

いただいたオープンハウス(見学会)の当日には、メーカー

さんのご協力で、会場にこの「エンスイ」のサンプルを置いて

もらいました。

P1290398

カラーも5種類揃っていて、今回この住宅では、一番右に

ある「ガンメタ」を採用しました。

雨の日に上から雨水が下へ伝っていくのを、お子さんたち

が興味深く見ている様子が 印象的でした。

K03

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