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2011年7月 2日 (土)

外壁の仕上げ材と色

現在設計中である住宅のエリアには、良好な景観を形成

するために意匠の制限がいくつか設けられている。

例えば、屋根の色彩について言うと、

・日本瓦及び平板瓦は原則としていぶし銀とすること。

・銅板は、素材色又は緑青色とすること。

・銅板以外の金属板及びその他の屋根材は、原則として

 光沢のない濃い灰色、光沢のない黒及び光沢のない

 濃い茶色とすること。

というような制限がある。

私が今まで屋根材としてよく使うガルバリウム鋼板という

金属板の素地色であるシルバー色はここでは使うことが

できない。

このシルバーの素地色は、外壁材としてもよく使用するが、

ここのエリアでは、同じく外壁でも使えないのだ。

外壁についての文言は以下のようだ。

・主要な外壁に使用する材料は、光沢のないものとする。

さらに色彩については、使用してはいけない色相と彩度が

細かく決められている。

要するに、「光沢のある色や原色に近い色など常識的には

使わないであろう色は景観上好ましくないので、使わない

でください。」といった感じだ。

一見細かすぎる気もするが、その地域の特徴、歴史や風土

などを考慮すると納得できる。

逆に言うと、このような制限のない場所では極端な話、なん

でもあり、という解釈も出来てしまう。

私の住んでいる地区でも外壁全体がパステル調の紫色の

家や、黄色の家、ピンク色のマンションなどがあるが、これら

は一種の色害と言っても過言ではない。

以前裁判沙汰になった漫画家の自邸の外壁もこの類に

入るだろう。

結局のところ、住民と行政とが早い段階から住環境や景観

などにもっと目を向けて条例や建築協定といったものを

制定して自らが守っていくしか方法はない気がする。

だから私もこの設計中の住宅の屋根材と外壁材に関して、

金属板と吹き付け材のカラーサンプル帳を取り寄せて

CGで検討している。

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