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2010年7月

2010年7月29日 (木)

敷地の現状把握

住宅の設計を進める過程で、まず敷地の現状を把握する

ことは重要で、周辺にどのような建物が建っているのかを

写真に収めることは、必ず最初におこなう作業のひとつです。

その写真を元に1/100スケールで周辺建物のボリューム

模型をまず製作しておきます。

P1120058

この模型を作っておくことで、よりリアルになってイメージ

も膨らみます。

例えば模型写真のように奥の敷地延長の敷地(旗状敷地)

が設計依頼の土地になっている場合、更地になっている

手前の土地も想定されうる建物のボリュームをあらかじめ

作っておきます。

P1120057

この模型が出来た段階で、クライアントからの要望や

法規を念頭に置いて設計作業を進めていきます。

P1120059

したがって、設計する上で隣家の模型を作って周囲の状況を

把握しておくことは重要であり、クライアントへのプレゼンでも

この模型は活躍します。

2010年7月22日 (木)

こだわりの空間

設計事務所に依頼されるクライアントには、住まいに対する

こだわりが必ずある。

そのこだわりはクライアントによってそれぞれ異なるので、

そこが設計する側としての醍醐味であり、楽しみでもある。

あるクライアントは、ご夫婦そろっての映画好きでぜひ自宅で

迫力のある音と大画面で映画鑑賞を楽しみたいとのこだわり

をお持ちだった。

本来ならば地下にそういうスペースを別に設けるのだろうが、

予算的な問題もあって映画を十分楽しむことができるリビング

空間を提案した。

もちろん大音量でも大丈夫なように床、壁、天井の下地には

遮音シートを張り、開口部にも配慮し、道路側には収納を設ける

ことでさらに遮音性を上げるように細心の注意を払った。

クライアントからは、打ち合わせの段階からBose製の5.1ch

スピーカーと52インチの薄型テレビの設置を希望されていたので、

5ヶ所のスピーカーとウーハーの位置をはじめ機器類のレイアウト

なども綿密に検討した。

P1040244a

Kamiikedai12

その結果、機器類を収めるテレビボードやDVD収納もデザイン

させていただいた。

P1040501a

モノトーンで統一されたこの空間をご夫婦は大変喜んでくれた。

私もご夫婦と密に打ち合わせを重ねた結果、要望を実現できた

空間こそが「こだわりの空間」であることを再認識した。

2010年7月16日 (金)

畳のある空間

最近設計した住宅には畳のある空間がない。

大都市における住環境の変化や生活スタイルの多様化と

核家族化などが主な理由だろう。

だからだろうか、よくテレビの映像で地方都市の住宅が出ると、

その家には必ず畳の部屋があり、立派な床の間と仏間、襖で

仕切られた大広間に驚くこともしばしばだ。

そんな立派な和室でなくともリビングの延長として畳コーナーの

ようなスペースがあるといいと思う。

Iwaki09

あえて段差をつくり、小上がりのようにして腰かけることも

できるし、畳の下を収納スペースとして使えるのもいい。

私自身、畳の上でゴロ寝したり横になって読書するのが好きで、

畳の肌ざわりとイ草の香りもいい。

このことは、幼少時における祖父母の家での体験からきている

のかも知れない。

だからホテルより畳のある旅館のほうが落ち着く。

でも最近のホテルには、洋室と和室の両方を備えた部屋も

よく見かけるので、それはそれで有り難いことだ。

Iwaki11

Oizumi21a

もちろんフローリング床と畳との段差を設けないタイプも

広さと奥行きを感じられていい。

足を延ばせるように真ん中の畳を取り外して掘り炬燵に

できるようになっているのもいい。

予算的やスペース的なことから畳の空間が取れない場合

でも、ホームセンターなどで売っている正方形の置き畳が

意外とリーズナブルで使い勝手もいいので、オススメです。

2010年7月 8日 (木)

カーポートとガレージ

クライアントとの最初のヒアリングでは、住まいについて

様々なことを伺うが、あわせてカーポート、ガレージに関して

も早い段階で要望を把握しておかなければならない。

自動車をお持ちの場合に、カーポート(車庫)をどうするかが

設計する上で重要な要素となってくる。

愛車はやはり風雨から守りたいという方が多く、私が最近設計

した住宅は、ほとんどいわゆるビルトインガレージと呼ばれる

建物の中にカーポートスペースを設けるタイプだ。

クライアントからの要望としては、雨の日に傘をささずに玄関と

カーポートとの行き来がしたいという理由が多い。

車の寸法はもちろん重要で、最近は車高のあるワンボックスの

タイプが多いので、その点も注意が必要となってくる。

あわせて、道路の幅員、電柱の位置、そのほか車の出し入れ

に障害となりそうなものをあらかじめ現場で確認しておく。

Nerima03

車のほかにバイク、そして最近の自転車は電動アシスト付や

高性能タイプが普及しているので、自転車も雨に濡れない

ようにスペースを確保してほしいといった要望をクライアント

から受けることもある。

自転車の台数は家族の人数分というケースがほとんどで、

そうなるとカーポートやガレージといったスペースは大きな

割合を占めることになる。

地方都市では車はひとりに一台というケースも珍しくないので、

さらに設計する上でこのスペースは重要になる。

都内のケースでも二世帯住宅の設計では、二台分のスペース

を確保する場合が多い。

Oizumi02a

クライアントの中には、カーポートにカー用品、スキー板や

ボード類、レジャー用品などを入れておく収納スペースを

希望される方もいらっしゃる。

P1040550b

以上のようなクライアントからの要望を念頭に入れつつ、

容積率算定における自動車車庫または駐輪場部分の

床面積の緩和規定を考慮に入れて基本設計を進めて

いく。

2010年7月 2日 (金)

土地探しのポイント

土地の購入から住まいづくりをお考えの方にとって

まず、どういう基準で土地を探していけばいいのか、

ということが大きな問題となってくるでしょう。

では、土地探しのポイントは何かということですが、

① 住みたい地域、エリアを絞り込む。

② 住みたい地域、エリアの土地価格(相場)を把握する。

の2点が挙げられます。

それでは、①のどのように地域を絞り込むかですが、例えば

・住み慣れた地域(現在お住まいの地域、或いはその近辺)

・お子様が通う幼稚園、保育園、小学校などの通学区域内

・現在の職場へのアクセス(交通の便)が良い地域

・最寄駅からの距離、時間が短い地域

・近くにお気に入りの公園や緑豊かな自然がある地域

など、絞り込みの決定要素を挙げてそれらに優先順位を

つけてみてはいかがでしょうか?

①と②を念頭に入れて、土地購入金額と住宅建設費との

合計(トータル)予算から土地購入分の金額を決めます。

この方法は、以前に私の事務所で土地探しからたずさわった

クライアントと実際に行いました。

そのクライアントの場合は、住み慣れた地域と最寄駅からの

距離を優先して、土地購入予算を照らし合わせながら土地探し

を始めました。

参考までに、土地の取引価格や地価公示価格が検索できる

ウェブサイトを下記に載せておきましたので、ご参照ください。

「土地総合情報システム」のウェブサイト

http://www.land.mlit.go.jp/webland/

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