無料ブログはココログ

人気ブログランキング


  • 人気ブログランキングへ

FCブログランキング


« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月24日 (木)

一口に「角地」と言っても

土地の購入から住まいづくりを考えておられる方々の相談を

受けることが少しずつ増えてきている。

そういう方々は事前にいろいろと勉強されていて、聞きたい

内容をきちんとまとめて来られるので、私としても回答が

し易く、また質問に対する的確なアドバイスもできる。

そんな中で以前にも書いたが、「南面道路の土地」と並んで

希望される土地で多いのは「角地」だ。

相談者もふたつの道路に面している敷地は、建ぺい率が

10%緩和されることをもちろんご存じで、条件がいいという

理由で希望されているのだろう。

もちろんその点が最大のメリットであることは事実で、実際に

角地の不動産価格は需要が多いために他の土地より高い。

しかし、ふたつの道路に面している分、それぞれの道路から

道路斜線制限を受けることを考慮しなければいけない。

その前に、ふたつの道路に面しているからといって必ずしも

その土地が「角地」で建ぺい率が緩和されるとは限らない。

緩和が可能な「角地」であるためには、いろいろな条件がある

からだ。

そもそも「角地」はそれぞれの特定行政庁が指定するので、

条件が統一されておらず、その土地が属する特定行政庁で

確認する必要がある。

一般的には、

・それぞれの道路の最低幅員(道路の幅)

・ふたつの道路の幅員の合計数値

・その敷地の全周長さに対するふたつの道路が接している部分

 の長さの割合

・ふたつの道路が交わる角度

などが、建ぺい率が緩和される「角地」となるための判断基準だ。

したがって、もし購入予定の土地がふたつの道路に面している

からといっても、きちんと不動産会社に確認したり、面倒でも

行政機関の担当部署に出向いて聞くことは大事なことです。

2010年6月21日 (月)

風の通り道

住宅を設計する上で「風通しのいい家」というのは、常に

念頭に入れるべき重要なポイントである。

風を通す、つまり風の通り道をつくるためには、風の入口

と風の出口のふたつの開口部をつくらなければいけない。

さらにそのふたつの開口部の位置は、できるだけ対角線

上に離すのがいい。

昨年末に完成した「練馬の家」では、子供室と主寝室に

欄間のような開口部を室内側に設けた。

P1100109a

直接外部に面していないが、吹き抜けと繋がっていて

そこを介して風が抜けていく。

このような木製建具は古い小学校や役所といった建物で

居室空間の廊下側の壁面上部でよく見かけた記憶がある。

P1100160a

もちろん昼間は自然光が入り、また夜には明かりが漏れる

ので、お子さんが起きているのか、寝ているのかを確認する

ことができる。

2010年6月 8日 (火)

パントリーというスペース

建築主とのヒアリングで、奥様からのご要望の中に

「収納スペースの充実」を挙げるケースが多い。

このような要望は今に始まったことではなく、また

ほとんどの建築主から言われる内容なのだが。

造り付け収納家具、階段下収納、床下収納、屋根裏

収納(ロフト)、納戸など様々なスペースがある。

そんな中、昨年末に完成した「練馬のコートハウス」

の奥様からキッチンの近くに「パントリー」を希望された。

パントリーとは「食品庫」のことで、収納スペースの1つ

と言っていいだろう。

理由を伺うと、食材の宅配サービスを利用されているので、

定期的に届けられるそれらの食材を保管しておくスペース

が欲しいということだった。

P1100066a

最近こういったサービスを利用している家庭が多いらしい。

また、共働きの家庭では、休日に大型スーパーでまとめて

1週間分の食材を購入するケースも多いと聞く。

缶詰類やワインなどのお酒も含めて買い置き用の食材は

意外と場所をとるものだ。

ネットで全国の美味しい食材を取り寄せることができる便利

な時代にもなったことだし。

そうなると、今後の住宅設計で食品庫のような収納スペース

を必要とする方々が増えていくかも知れない。

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »