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2010年3月 5日 (金)

実例を見せるのが一番

住宅の設計で中庭や屋外テラスを設ける場合、

住宅密集地ではやはりプライバシーを考慮する

ことは不可欠になる。

かといって周囲を塀や壁で囲っては閉鎖的に

なってしまうし、採光や風通しが確保できないどころか、

逆に防犯のうえでも外部から全く様子がわからない

というのもよくない。

そこで、通常こういう場合には格子(ルーバー)など

目隠しを付けることで問題を解決する。

よく京都の町家などで見られる縦格子のようなものだ。

この「目隠し」に使う素材も様々あり、毎回設計する上で

検討して建築主にプレゼンする。

この部分は模型や図面ではどうしても説明しきれず、設計上

とても重要な要素でもあるので、必ずサンプルと合わせて実例

の写真を建築主に提示する。

P1020143

上の写真は一見すると木製のようだが、木の粉と

プラスチックの複合素材で耐久性があり、燃焼しても

有害物質を発生しない建材で、以前設計した住宅で

採用した。

P1020450

一方、この建材も同じ住宅で使ったのだが、穴の空いた

コンクリートブロックでホローブロックというもので、私は

個人的に気に入っている。

まだ他にもいろいろ採用した建材があり、アルミの型材

や小さな穴が無数に空いたパンチングメタル材もいい

感じだった。

P1040476

P1100040

さらには、通常は床材として使用するような強化プラスチック

のFRPグレーチングやファインフロアと呼ばれるスチール製

の建材も使える。

P1100083

P1040193

他にもいろいろ目隠しとして使える建材はあるが、

最終的には、内外からの見え方、採光、風通しの

度合いや全体的な外観、そしてコストといったように

すべての要素を検討してプレゼンし、建築主の要望も

伺って素材を決定する。

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