消しゴム版画の似顔絵
昨晩は、大学時代の後輩と彼の友人と渋谷で会った。
8時半に待ち合わせだったので、ちょっと早目に行って
ちょうど今、渋谷パルコの6階で開催している
「ナンシー関 大ハンコ展」に足を運んだ。
着いてみると予想以上の客で、入口からなかなか前に
進まない。目の前には小さな子供をあろうことか肩車して
観ている若いお母さんに呆気に取られつつ、なんとか
消しゴム版画とその原版を間近で観ることができた。
ナンシー関の消しゴム版画といって私が思い出すのは
やはり週刊文春に連載されていた「テレビ消灯時間」の
コラムと消しゴム版画だ。
喫茶店や理髪店に置いてある週刊文春のコラムは
必ずと言っていいほど読んでいた。
版画はもちろんその人物の特徴をつかんでいて、しかも
似顔絵の横に彫ってある短い言葉が本当に笑えた。
会場には、消しゴム版画の原版消しゴム5000個が
展示してあり、奥のブースには実際に版画制作を
行なった仕事場が再現されていた。
常にテレビを観て似顔絵のモデルを探していた様子が
垣間見えた。やはり相当なテレビ好きだったようだ。
芸能人であれ、政治家であれ、スポーツ選手であれ、
ナンシー関に似顔絵消しゴム版画を彫ってもらった人は
羨ましい。
もし、いま彼女が生きていたら一体誰を彫っていただろうか。




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