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2020年4月 7日 (火)

回遊動線について

回遊動線とは、空間内で行き止まりになっていないグルっと回ることが出来る動線のことで、寺社仏閣や別邸等でよく見かける回遊式庭園が有名ですが、住宅のプランでもこの回遊動線は有効な手法です。 

家事等をおこなう水廻りでは、回遊可能なプランにすることで移動距離(動線距離)が短くなるので、もっとも効果的と言えるでしょう。 

しかし、住宅において回遊動線は水廻り以外の場所でも有効で、これを活用して使い勝手の良いプランが可能となります。 

ただし、回遊動線は人間が動くということに他ならず、そのスペースを確保する必要があり、1つのスペースに出入口が複数存在するため、ドアあるいは引戸といった建具が余計に必要な場合があります。

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一方で、回遊動線を長くすることで空間を広く感じられる効果もあります。 

以前に私どもが設計監理をした「中庭のある平屋住宅」では、家の真ん中に中庭を設けたロの字型のコートハウス(コートとは中庭の意味)で、回廊のような回遊動線を配して、玄関ホールからグルっと一周して再び玄関ホールへ戻るようなプランにしました。 

これにより、平屋でありながら行き止まりがなく、より広く感じられる空間でどこからでも真ん中の中庭を眺めることができ、出かける際や外出先から帰った際も結果的に楽で生活しやすいとの感想を建て主さんから頂きました。

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回遊動線について

回遊動線とは、空間内で行き止まりになっていないグルっと回ることが出来る動線のことで、寺社仏閣や別邸等でよく見かける回遊式庭園が有名ですが、住宅のプランでもこの回遊動線は有効な手法です。 

家事等をおこなう水廻りでは、回遊可能なプランにすることで移動距離(動線距離)が短くなるので、もっとも効果的と言えるでしょう。 

しかし、住宅において回遊動線は水廻り以外の場所でも有効で、これを活用して使い勝手の良いプランが可能となります。 

ただし、回遊動線は人間が動くということに他ならず、そのスペースを確保する必要があり、1つのスペースに出入口が複数存在するため、ドアあるいは引戸といった建具が余計に必要な場合があります。

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一方で、回遊動線を長くすることで空間を広く感じられる効果もあります。 

以前に私どもが設計監理をした「中庭のある平屋住宅」では、家の真ん中に中庭を設けたロの字型のコートハウス(コートとは中庭の意味)で、回廊のような回遊動線を配して、玄関ホールからグルっと一周して再び玄関ホールへ戻るようなプランにしました。 

これにより、平屋でありながら行き止まりがなく、より広く感じられる空間でどこからでも真ん中の中庭を眺めることができ、出かける際や外出先から帰った際も結果的に楽で生活しやすいとの感想を建て主さんから頂きました。

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2020年3月31日 (火)

リフォームに設計事務所は必要ですか?

私どもの設計事務所もリフォーム(リノベーション)の設計監理を行う機会が増えていますが、ひとくちにリフォームと言っても工事の規模や金額に幅があります。 

そのため、リフォームに私どものような設計事務所の建築士が必要か否かの判断は、難しいことかも知れません。 

例えば、工事の規模が小さく、壁や天井のクロス張替えやトイレの便器、浴室のユニットバスやシステムキッチンなどの設備機器の交換といった、業種が多岐に渡らないいわゆる「模様替え」程度ならば、特に設計事務所の建築士は必要ではないでしょう。工務店や建設会社の担当者と打合せやショールーム見学を行うことで十分です。 

つまり、設計事務所の建築士が必要なケースとは、建築士が設計・デザインを行い、それに伴う図面を作成して、工事中も現場へ出向いて工事を請け負っている工務店、建設会社の現場監督や建て主さんと打合せをしたり工事監理をするレベルの工事内容の場合です。 

建築士のいる設計事務所がリフォーム(リノベーション)に携わる場合、設計監理料が工事費とは別途かかり、その金額は新築工事の設計監理料の場合よりも料率は若干高くなることが多いです。 

リフォーム(リノベーション)を考えている建て主さんが、外装や内装の改修でこだわりのある部分の要望・希望をお持ちで、柱や梁、屋根といった構造が関係したり、水廻り設備機器の位置など大幅なプラン変更が想定される(工事期間と工事費がある程度かかる規模)の工事の場合には、別途設計監理料がかかってしまいますが建築士に入ってもらったほうが良いのではないでしょうか? 

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ちなみに写真は、私どもの設計事務所で設計監理をしたリフォーム住宅で、工事の規模はそれほど大きくなく、キッチンとパントリーが中心でしたが、建て主さんのこだわりでオールステンレスのオーダーメイドキッチンと特徴的なタイルを希望されていたため、キッチン製作会社の方も交えて何度も打合せを重ね、タイルの貼り方も色々と検討し、工事を請け負う建設会社も私どもでご紹介させていただきました。

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2020年3月24日 (火)

旗竿地の玄関アプローチ

旗竿地の外構でもっとも重要なことは、道路から玄関までのアプローチ部分をどのように計画するかという点です。

玄関はその家の顔と言っても過言ではなく、玄関まで行くアプローチ部分は最初に建物へ入る場所で、訪問者を迎える場所でもあり、とても印象に残る演出や工夫が効果的です。

また、一般的な四角い土地と異なり、旗竿地はこの竿状の細長い部分の土地が唯一道路から見られる場所でもあるので、外構計画でとても大事なポイントでもあります。

さらに、カーポートの有無によって玄関アプローチの外構デザインも大きく異なってきます。

私が旗竿地、特に玄関アプローチの外構計画でもっとも重視することは、玄関までのアプローチ距離をできるだけ長く取り、道路から直接玄関扉が見えないようにすることです。

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写真は、以前に設計監理をしました「旗竿地のコートハウス」です。

旗竿地という形状の土地の特徴を生かし、あえて竿部分には建物を建てず玄関へ行くまでの演出空間としてアプローチを考えています。

アプローチの床は、土間コンクリートをはじめ、石やタイル、コンクリート平版、枕木など様々な素材で演出できますし、長い敷地境界部分も植栽や木製の板塀など工夫することで家の顔と来訪者を招き入れる演出が出来ます。

このように考えるきっかけとなった建築が、京都の紫野にある大徳寺の塔頭、高桐院です。

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こちらのアプローチは見事で、道路から建物の入り口へ至るまでの距離がとても長く、しかも直角に曲がるクランクがいくつもあり、来訪者はそのクランクを曲がるたびに風景の変化を楽しむことができ、さらに建物へ入るまでの気持ちを高揚させてくれる演出となっています。

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2020年3月18日 (水)

多治見のセラミックパークMINOへ

宿泊出張で愛知県春日井へ行った翌日、JR中央線に乗ってお隣の岐阜県多治見へ行ってきました。

目的は、二つの建築を見学するため。

ひとつは、前回のブログで書いた建築家、藤森照信さん設計の「モザイクタイルミュージアム」。

もうひとつは、建築家、磯崎新さん設計の「セラミックパークMINO」。

どちらもJR多治見駅からバスに乗って行くことが出来ますが、本数が少ないのでご注意を。

セラミックパークへは、小さなコミュニティバスでご年配の運転手さんとお喋りをしながら20分ほど。

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バスを降りて、この長~いブリッジを渡って行きます。

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山の谷間という地形の特徴を生かしたこの複合施設は、想像以上に広かった。

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起伏のある高低差に人工的な滝(カスケード)、水盤、階段、スロープが。

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スケールの大きさに少々戸惑うほどでした。

と同時に、工事の大変さが容易に想像出来ました。

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施設内にはレストランがあり、リーズナブルな日替わりランチをいただきました。(ビールも飲んじゃいました。)

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また、この施設内にある茶室をどうしても見学したかったので入り口まで行ったのですが、鍵がかかっていて。

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ダメ元で施設スタッフの方にお願いしたら、お仕事中だったにもかかわらず快く案内していただきました。

この茶室のことは、次回のブログで。

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