2017年6月21日 (水)

江戸東京たてもの園の前川國男邸

小平にある武蔵野美術大学の美術館で開催中の

「芦原義信 建築アーカイブ展」へ行ったあとは、

再び自転車で五日市街道を東へ。

玉川上水沿いには、綺麗な紫陽花が咲いていました。

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しばらく五日市街道を走っていると、茅葺屋根の立派な

山門が目に飛び込んできました。

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お寺の名前は、「海岸寺」。

海が近いわけでもないのに、なんだか不思議なお寺です。

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近づいて見ると、美しい木組みと彫刻が見事です。

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東京のしかもこのような場所に、茅葺屋根の重厚な山門が

あるお寺があったなんて全く知りませんでした。

しばらく見学したあと、近くの都立小金井公園へ。

公園内にある江戸東京たてもの園にある建築家、前川國男

の自邸が移築されているので、久しぶりに見学。

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ちょうど、前川國男の師匠であった世界的な建築家、

ル・コルビュジエとの展覧会が開催中でした。

展示物を見たあとは、前川國男邸へ。

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切妻屋根が印象的な木造二階建ての住宅です。

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私が個人的に気に入っているところが、玄関アプローチ。

あえてアプローチを直角に折って距離を取り、塀で遮る

仕掛けになっています。

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内部も吹き抜け空間が気持ちよく、格子状の開口部も

和の雰囲気で落ち着きます。

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2階は残念ながらNGなのですが、吹き抜けを介して

1階のリビング・ダイニングと2階が繋がっているのが、

心地いいんです。

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この住宅は私が最も好きな住宅のひとつで、毎年1回は

必ずここを訪れてこの空間を体感しています。

2017年6月17日 (土)

「芦原義信 建築アーカイブ展」へ

このあいだの土曜日、小平方面へ自転車で建築散策へ行った

目的のひとつは、武蔵野美術大学(通称ムサビ)内の美術館

で開催中の「芦原義信 建築アーカイブ展」を訪れることでした。

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芦原義信は日本を代表する建築家で、駒沢公園体育館や

銀座のソニービルなどをはじめ、このムサビのキャンパス内

の建築の多くを設計し、教鞭も執っていました。

芦原氏の手がけたモダニズム建築の軌跡をたどる展覧会

だったので、手描きの図面をはじめ貴重な資料と実物の建築

をこの機会に是非見たかった。

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会場となっている美術館内部は、大きな吹き抜け空間と

スロープ、そしてトップライトが特徴的な建築です。

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じっくり展示されている手描き図面や資料を見たあとは、

実際に建っているキャンパス内の建築を見学。

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・7号館/デザイン棟(1965年)

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・4号館/アトリエ棟(1964年)

この建築は、私が個人的に好きな建築で、もう50年以上も

経つのに未だに色褪せず学生たちに愛され続けている

素晴らしい建築です。

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・1号館/本館(1968年)

また一方で、図書館棟(2010年)のようなこれまた斬新な

ガラスの箱のような建築もあります。

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ちょうど新緑の木々が壁面に映って綺麗でした。

大学キャンパスをこうして歩いていると、一瞬大学生に戻った

気分になりました。

2017年6月14日 (水)

小平方面へ建築散策

先日の土曜日、久しぶりに丸一日何も予定がなかったので、

朝から小平方面へ自転車で建築散策へ行ってきました。

自宅から青梅街道に出て、ひたすら西へ。

まず最初に訪れたのは、小平市の「なかまちテラス」。

図書館と公民館の機能を備えた生涯学習施設で、設計は

金沢21世紀美術館やすみだ北斎美術館などで世界的に

有名な建築家、妹島和世さんによるものです。

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こちらの建物も斬新なデザインで、小さなボリュームが

寄り添ったような感じで、外壁はアルミのエキスパンド

メタルで覆われています。

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エントランスも3箇所あり、斜めの壁がお互い支え合うように

なっています。

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施設には、カフェもあります。

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内部に入ると、本棚が斜めの壁に沿って設置してあり、

少々不安定さを感じてしまいます。

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閲覧スペースに置かれているウサギのような椅子も

設計者によるデザインです。

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また屋上テラスもあり、ここの椅子とテーブルも設計者に

よるものです。

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ご丁寧にちゃんと繰り抜かれています。

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ゆっくり見学したあとは、お隣にあるうどん屋さんでランチを。

対照的な佇まいのお店。

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天ぷら付きの冷たいつけうどんの大盛りをいただきました。

とてもリーズナブルで美味しかった。

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エネルギー補給して再び、青梅街道を西へ進むと、

なかなか立派な蔵がちらほら。

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白漆喰の蔵。

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大谷石の蔵。

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開口部と庇のデザインが素晴らしかった。

次の目的地、鷹の台にある武蔵野美術大学へ、

2017年6月 9日 (金)

キッチンリフォームの打合せ

現在、キッチンとパントリーをリフォーム計画中の住宅の

打合せを建て主さんとキッチンを製作する会社の方と私

どもの三者で行いました。

今回、リフォームするキッチンは、建て主さんのご希望で

オールステンレスによるシンプルなオーダーメイドキッチン

です。

したがって、建て主さんのご要望を伺ってゼロから設計

していきます。

事前に建て主さんのお宅へ訪問して、幅、奥行き、高さ

などの寸法をチェックし、シンクの大きさ、調理スペース

ガスコンロ、食器洗い機、オーブン等の位置を検討しつつ、

水栓、ガスコンロや食器洗い機等の設備機器類を決めて

いきます。

これと並行して、床、壁、天井の内装仕上げ材、そして

照明器具、レンジフードも決めていきます。

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2017年6月 6日 (火)

人形町と清澄白河界隈を散策

このあいだの休日、久しぶりに人形町と清澄白河へ行ってきました。

ちょうど箱崎の東京シティエアーターミナルビルにある建築金物

メーカー「カワジュン」のショールームへ、検討中の商品をチェック

する用事がありました。

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こちらのメーカーは、ドアノブや引戸の引き手、トイレの鎌錠

をはじめタオル掛け、ペーパーホルダーなどといった水廻り

のアクセサリー類が豊富にあり、デザインもシンプルなので、

よく使っています。

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やはり実物を見て触れてみないと、サイズ、質感やディテール

などがわからないので、それらの点が確認出来て良かったです。

せっかく人形町まで来たので、ショールーム見学のあとに界隈を

散策することにしました。

まずは、近くの水天宮へ。

とても立派なビルに建て替えられていて驚きました。

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また、人形町には老舗と呼ばれるお店も多いため、古くて

趣きのある建築が点在していて実に楽しい。

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しかし、なかには既に使われていなくて解体されるのを

待っているような建物も。

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人形町のような歴史のある下町には、このような細い路地が

あります。

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こうして人形町界隈を歩いたあとは、清澄白河へ。

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東京メトロ清澄白河駅で降り地上へ出ると、東京市営店舗付

住宅の長屋が目に留まります。

そのすぐ隣には清澄庭園があり、久しぶりに訪れてみました。

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この日は天気に恵まれて気持ちよく、新緑が美しかった。

池には、亀と鯉がたくさんいて、なんとスッポンもいた。

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庭園をあとにして、清澄白河界隈を散策。

カフェでの賑わいは相変わらずで、駅から離れた有名な店

も暑いのに長蛇の列でした。

私は、そういう店はスルーして変わった建築や面白い建築

を探しにウロウロ。

ありました、こんな建築が。

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メイン通りの道を一筋入った細い道にこういう建築はあります。

最後に、清洲橋通り沿いにある「清洲寮」という黄色い昭和レトロ

建築へ。

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なんともいえないこのファサードの建築は、昭和初期に

建てられた民間の集合住宅で、1階部分はカフェや花屋

などのショップが入っています。

上階は現在も住居として使われていて、人気のようです。

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«「借景を取り込む家」外装改修工事が完了